TFXからのお知らせ
平成25年9月27日
1. | 振興策の背景と狙い | |
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「ユーロ円3カ月金利先物」市場では、量的緩和政策の長期化により、短期金利がゼロ近傍で変化しない状態が継続し、取引減少が著しい。 | |
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一方、本年4月の日本銀行の「異次元緩和」以降、中期・長期の円金利に動意が見られ、先行きの金利観に変化が表れ、中・長期金利に対する金融機関のトレーディングニーズ・ヘッジニーズが出てきた。 | |
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今回の振興策は、中期金利ゾーンニーズに応え、期先限月取引についてマーケットメイカー制度を導入して流動性向上を図るとともに、取引手数料の大幅割引を行い、金利先物市場全体の活性化を図るもの。 | |
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金利先物市場の活性化が、金利スワップ市場の金利形成にも影響を及ぼし、円の短期金融市場の健全化・利便性向上に資すると期待している。 | |
2. | 具体的施策 | |
(1) |
マーケットメイカー(流動性供給者)制度の導入 モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社をマーケットメイカーに指定し、中期金利ゾーン取引(第7~12限月)について、売買の価格を呈示することで市場流動性の向上を図ります。 |
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(2) |
一般取引参加者向け手数料割引 全取引参加者向けに中期金利ゾ-ンの取引手数料の大幅割引を行います。 (詳細は別紙の通り) |
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別紙 | ユーロ円3ヵ月金利先物取引に係る取引奨励策(PDF 83KB) |
(お問い合わせ先)
株式会社東京金融取引所
金利市場営業部 金利市場営業グループ
TEL: 03-4578-2400