金利先物等取引システムの更改時期の到来に伴い、現行のパッケージソフト(LIFFE CONNECT®)に代えて、富士通株式会社を開発会社とした、新たな取引システムを開発することに決定しました。
新システムの稼動は、2014年2月を予定しております。
また、本新システム開発に併せて、「金利先物等取引」「証拠金取引」両システムのデータセンタ(DRセンタ含む)を統一し、またネットワークも共有化します。
<新システムの主な特徴>
1.利便性向上
- 取引システムの接続方式として、汎用性の高いFIXプロトコルを採用します。
- 共有化ネットワークは、東京証券取引所が提供する「arrownet」を採用します。「arrownet」は、本取引所の多くの取引参加者が既に利用していることから、取引参加者側での利便性向上が見込まれます。
- 取引参加者のニーズに応じた柔軟な開発が可能な設計とし、将来の機能追加・処理能力増強に機動的に対応できます。
2安全性向上
- システム障害時に、現用系システムから待機系システムへ瞬時に切替わり、一段と安全性が向上します。
3.コスト削減
- 効率的なシステム開発及び、データセンターの統一・ネットワークの共有化などにより、本取引所及び取引参加者のシステムコスト低減を実現しました。
【お問い合わせ先】
東京金融取引所 広報宣伝グループ
TEL:03-4578-2400