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2005年7月取引数量について

平成17年 8月 2日

2005年7月のユーロ円3ヵ月金利先物(以下、ユーロ円金利先物)の取引数量は718,933枚(前年同月比1.4%減、前月比0.1%減)、1日平均では35,947枚、円金利スワップ先物の取引数量は850枚(前年同月比96.5%減、前月比92.2%減。うち、5年物400枚、10年物450枚)、1日平均では43枚となりました。

また、当月1日に取引を開始した取引所為替証拠金取引(くりっく365)の取引数量は7,371枚(うち、米ドル/円3,400枚、ユーロ/円683枚、英ポンド/円2,391枚、豪ドル/円897枚)となりました。

7月のユーロ円金利先物は、上旬、1日に発表された5月全国消費者物価指数が前年同月比横ばいとなったことや、6月日銀短観が改善したことを背景に、売り地合いで始まりましたが、原油高や8日に発表された5月機械受注統計が市場予想を下回ったこと等を受けて、上昇に転じました。中旬から下旬にかけては、景況感の好転を受けた株高・債券安を受けて、総じて軟調に推移しました。

7月の取引所為替証拠金取引は、月初は米金利の利上げ観測や原油価格の高騰を受け、全般に円安気味に推移したものの、7日のロンドン同時爆破事件を受け、対英ポンド中心に一時円は急騰しました。その後、同時爆破事件の影響は少ないとの見方が拡がるとともに、20日のグリーンスパン議長の利上げ継続発言もあって再度円安の流れとなりました。21日に予想外の人民元切上げにより円は全通貨に対し一時急騰したものの、人民元の更なる調整が否定されたこともあり、月末にかけ人民元切上げ前の水準にまで値を戻しました。

以 上

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