TFXからのお知らせ

東京金融先物取引所とChicago Board of Tradeとの覚書の締結について

平成16年 3月10日


東京金融先物取引所とChicago Board of Trade(CBOT:シカゴ商品取引所)は、双方の市場の発展及び効率的な市場運営に関する協力関係を深めることに合意し、平成16年3月1日に覚書を締結しました。

この覚書の締結により、今後、両取引所は、新商品の上場や商品仕様・取引方法の変更などに関する情報を相互に提供するほか、新商品の研究などにおける協力関係の構築を目的とした議論の場を設けることとしました。

齋藤 次郎(さいとう じろう)東京金融先物取引所理事長は、「150年以上の長きにわたり、世界の先物・オプション業界を主導し続けているCBOTとこのような覚書を締結することは、4月に株式会社化を予定している本取引所にとって大変有意義であり、今後、ビジネスチャンスの拡大が期待できる。これを契機に、両取引所間の協力関係を一層強化し、両市場の発展に努力したい。」と語っています。

 バーナード・W・ダン(Bernard W. Dan)CBOT社長兼CEOは、「東京金融先物取引所は、日本の取引所のなかで、最も先進的かつ革新的な取引所としてその名を轟かせており、我々は、彼らとの情報を密にする枠組みが整ったことを歓迎したい。今後、彼らと共同で商品開発や市場開拓を行い、商品の品揃えを深化させたい。」と語っています。


  (お問合わせ先)

東京金融先物取引所
総務部 市場広報室 (大房・南出)
電話 : 03-3514-2415
FAX : 03-3514-2425
E-mail : info@tiffe.or.jp
URL : http://www.tiffe.or.jp/

CBOT(シカゴ商品取引所)
Communications Department (Maria C. Gemskie)
電話 : +81-312-435-3620
E-mail : news@cbot.com
URL : http://www.cbot.com


【ご参考】
* 東京金融先物取引所は、1989年に設立された取引所で、円の短期金利先物商品では世界で最も多い取引数量を誇り、金利先物の中心的な取引所として、国内外の幅広い市場参加者の取引需要に応えています。設立当初から先進的な取引制度や清算制度を導入しており、常に日本の取引所をリードし続けています。詳細な情報はウェブサイト(http://www.tiffe.or.jp)をご参照ください。

* CBOT(シカゴ商品取引所)は、19世紀に農産物の取引所としてその産声をあげ、その後、革新的で洗練された取引所へと進化してきました。現在では、3,600以上の会員が、電子取引と立会場取引を通じ、50商品もの先物・オプションを売買しています。全ての市場参加者に、優れた清算制度や、流動性に富んだ取引、価格形成の透明性などを提供することにより、過去155年間、その規模を拡大させてきました。2003年の取引数量は、過去最高水準の4億5,400万枚でした。



プレスリリース資料(PDF形式)日本語版 -24.4KB-
プレスリリース資料(PDF形式)英語版 -44.4KB-


PDF形式のファイルをご利用になるためには、Acrobat Reader が必要です。Acrobat Reader は、アドビシステムズ社より無償にて提供されています。

pagetop