2003年12月取引数量および2003年取引数量について

平成16年1月 6日

2003年12月のユーロ円3ヵ月金利先物(以下、ユーロ円金利先物)の取引数量は299,116枚(前年同月比36.4%増、前月比9.6％減)、一日平均では14,244枚(前月比22.5%減)となりました。また円金利スワップ先物の取引数量は、91,844枚(前月比412.0%増。うち、5年物58,384枚、10年物33,460枚)、一日平均では4,374枚(前月比338.7％増)となりました。
12月のユーロ円金利先物は、値を下げて始まりましたが、急激な円高進行をきっかけに株式市場が急落に転じたことや、5年国債の入札結果が好調であったことを手がかりに切り返し、今月の高値圏まで買い進まれました。中旬以降は、日銀の潤沢な資金供給の姿勢を受け、市場参加者のなかで、短期金利の低位安定に当面変化は無いとの見方が強まったことから、小幅な値動きで推移しました。
円金利スワップ先物は、2003年12月限の取引最終日を控え、同限月と2004年3月限との限月間スプレッドが活況を呈しました。8日は、5年物・10年物を合わせた取引数量が上場以来最高となる34,900枚を記録しました。

2003年(1月～12月)の取引数量は、ユーロ円金利先物で4,155,800枚(一日平均16,962枚)、本年5月9日に上場された円金利スワップ先物で613,117枚(一日平均3,808枚)、全商品合計で前年比6.7％増の4,771,920枚(一日平均19,477枚)となりました。

以上

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