TFXからのお知らせ

2002年度取引数量について

平成15年 4月 3日


東京金融先物取引所における2002年度(2002年4月~2003年3月)の取引数量は、全商品合計で3,540,702枚(一日平均:14,393枚)となりました。
主力商品である「ユーロ円3ヵ月金利先物」の相場動向(中心限月)を見ますと、日銀による量的金融緩和政策を反映し、1年を通じ総じて高値圏での推移となりました。
即ち、年度前半は日銀による潤沢な資金供給(4月)、ペイオフ全面解除見直しの動き(7月)などから堅調に推移した後、11月に入ると金融システム不安をめぐる報道などを受けて中心限月(2003年3月限)が前年度2月26日の99.850に次ぐ安値となる99.855を付けました。 その後、デフレ長期化予測に伴う債券需要の増加見通しなどから強含む展開となり、2月25日には1989年6月の同商品上場以来の最高値である99.930を付け、年度末も、99.920で越えました。
このような状況のもと、同商品の2002年度の取引数量は3,540,699枚(一日平均:14,393枚)となりました。

以上


(お問合わせ先)
東京金融先物取引所
総務部 広報調査課 
E-mail : info@tiffe.or.jp

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