2001年11月取引数量について

2001年11月のユーロ円3ヵ月金利先物の取引数量は547,019枚（前月比29.1％増）、1日平均では26,049枚（前月比35.3％増）となりました。
11月のユーロ円3ヵ月金利先物の中心限月（2002年6月限）は、月初、99.88台から99.89台でのもみあいとなりましたが、月半ばには、年末越えおよび期末越え金利の上昇を背景に、価格は下落（金利は上昇）しました。 月後半には、中堅損保の破綻を受けたコマーシャルペーパー（CP）市場の金利上昇、一部格付け機関による日本国債の格下げ、米総合エネルギー会社の社債を組み入れたマネー・マネジメント・ファンド（MMF）の元本割れ懸念による信用リスクへの警戒感の強まりから価格は一段と下落し、一時、99.815をつけました。 その後、日銀が金融調節において潤沢な資金供給を行ったことで買い戻しが入り、99.855で取引を終了しました。

以上


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東京金融先物取引所
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