TFXからのお知らせ

2002年末稼動目標の次期システムについて-独立ソフトウェアベンダーの説明・展示会の開催-

平成13年11月8日


東京金融先物取引所は、金融先物取引業協会の協賛、ロンドン国際金融先物・オプション取引所(The London International Financial Futures and Options Exchange、以下LIFFE)および富士通株式会社の協力の下、11月12日(月)に2002年末稼動を予定している次期システム導入の一環として、独立ソフトウェアベンダー(Independent Software Vendor、以下ISV)の説明・展示会を開催致します。 今回の展示会は、海外の主要な8社のISVが一堂に会し、機能の紹介およびデモンストレーションを行う、我が国初のイベントで、国内の主要な金融機関から300名程度の参加者が見込まれています。

以下で、今回のイベントの背景・目的、出展者等をご説明いたします。


1)イベントの背景・目的
東京金融先物取引所では、本年7月13日に、デリバティブでの取引システムとして最新鋭の機能性、拡張性を有する、LIFFE CONNECTTM (ライフ・コネクト)を次期システムとして導入するとともに、欧州デリバティブ取引での要であるLIFFEとの戦略的な提携関係の強化を発表しました (詳細は弊所ホームページhttp://www.tiffe.or.jpをご参照ください)。

次期システムの大きな特徴の一つは、システムへのアクセスの開放性で、取引所の提供する取引ソフト、ネットワーク以外に、ISVが提供する取引ソフトまたはネットワークを使ったアクセスも可能とします。 これらISVの提供する取引ソフトの大きな特徴としては、

①多様な回線(一部ISVではインターネットを含む)で、多様な端末からのアクセスが可能となる
②会員ではない投資家も、板情報等の相場情報をリアルタイムで参照しながら、手元の端末から会員経由で発注することがより一層容易となる
③海外の取引所を含め、複数の市場に同一端末からのアクセスが可能となる

などが挙げられます。LIFFEが、立会場取引から電子取引へ移行した後に、今日まで取引数量を大きく伸ばしてきている要因の一つには、この『ISVソリューション』を採用したことで、特に海外からのアクセスを格段に容易にし、多数の投資家による取引を引き付けたことが挙げられています。

また、ISVは取引執行のみではなく、リスク管理、バックオフィス、相場分析といった高度な機能を追加設定することも可能で、会員および顧客からのアクセスを大幅に拡張する以外に、STP(ストレートスループロセシング)などの利便性の向上にも貢献します。

  今回のイベントは、内外の主要なISV8社を一堂に会し、国内の金融機関等にその先進の機能を紹介またはデモンストレーションする機会を提供することを主な目的としています。


2)出展者一覧
出展ISV8社
Bloomberg LP(ブルムバーグ)、EasyScreen Plc(イージースクリーン)、GL TRADE(GLトレード)、NYFIX(ナイフィックス)、ORC Software(ORCソフトウェア)、Patsystems(パッツシステム)、RTS Realtime System(RTSリアルタイムシステム)、EccoWare(エコウェア)
 

3)日時・会場
平成13年11月12日(月)、12:00~20:00
富士通本社 丸の内センタービル20階にて


以 上


(お問合わせ先)
東京金融先物取引所
総務部 広報調査課
Tel : 03-5223-2415
Fax : 03-5223-2450
E-mail : tiffe@tkb.att.ne.jp

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