TFXからのお知らせ
SPAN証拠金制度におけるパラメーターの改訂について
平成12年 3月 8日
本取引所は、平成8年4月より証拠金計算方式としてTIFFE-SPAN証拠金計算方式を導入しています。
このたび、会員および取引所のリスク管理の向上を目的として、本年3月14日より、証拠金計算に用いるパラメーターを一部変更します。
主な変更内容は、下記の通りです。
- (1) 証拠金料率の細分化
- 従来は、ユーロ円3ヵ月金利先物の全限月に同一の証拠金料率を適用していましたが、
限月を複数(3つ)のグループに分割し、各グループに異なる証拠金料率を適用します。
この変更により、限月毎に異なる価格変動リスク、いわゆるイールドカーブリスクを考慮した
証拠金の算出が可能となります。
- (2) 証拠金料率の刻み幅をハーフティック化
- 従来は、証拠金料率は1ティック刻み (2,500円単位)にて算出していました。
平成12年10月に導入した価格のハーフティック化に伴い、証拠金料率においても、
ハーフティック刻み(1,250円単位)にて算出します。この変更により、より適正な証拠金額の
算出が可能となります。