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1998年年間実績報告

平成11年 1月 8日

東京金融先物取引所における1998年の年間(1月~12月)取引実績をご報告申し上げます。
1998年の年間取引数量は、全商品合計21,708,963枚(一日平均:87,891枚)となり、前年に比べて16.9%減少しました。
商品別では、「ユーロ円3ヵ月金利先物」は、年初(1・2月)、ジャパンプレミアムの再燃などの要因で相場が波乱含みになったことから取引が急増しました。 しかし、年の後半に入り、相場が総じて過去最高値圏で膠着したことなどから取引が低迷し、21,162,012枚と前年比17.1%の減少となりました。一方、建玉数量は9月2日に1,999,203枚を記録するなど、昨年同様高水準で推移しました。
「米ドル・日本円通貨先物」の取引数量も前年に比べかなりの落ちこみ(前年比26.4%減)となりましたが、量的には年間を通じてドル・円相場が大幅に変動したことを反映して、46,949枚と3年連続で4万枚を超えるものとなりました。
「ユーロ円3ヵ月金利先物オプション」の取引数量は、500,002枚(前年比:6.7%減)と前年を若干下回りましたが、年初(1・2月)にはユーロ円3ヵ月金利先物の相場が波乱含みになったことから、オプションに収益機会を求める取引が急増し、2月の月間取引数量は過去第2位となる88,867枚を記録しました。 東京金融先物取引所における1999年の年間(1月~12月)取引実績をご報告申し上げます。

1999年の年間取引数量は、全商品合計14,929,902枚(一日平均:60,938枚)となり、前年に比べて31.2%減少しました。
商品別では、「ユーロ円3ヵ月金利先物」は、短期金利が低位で安定したため、相場が高値圏で推移するとともに、取引数量は前年と比べて減少しました。相場に関しては、5月から9月にかけて、取引所開設以来の最高値圏である99.90台を記録する限月も現れました。
ただ、価格のハーフティック化、ギブアップ制度が導入(10月26日)された10月後半より、年末要因による短期金利の上昇もあって、取引数量は回復傾向を示し、11月及び12月の取引数量は、前年比40万枚増加しております。
3月23日に上場した「ユーロ円LIBOR3ヵ月金利先物」の取引数量は、57,479枚となっております。
「ユーロ円3ヵ月金利先物オプション」の取引数量は、ユーロ円3ヵ月金利先物の相場状況が小動きに留まったことを受け、271,487枚(前年比:45.7%減)となりました。
「米ドル・日本円通貨先物」の取引数量は28,681枚(前年比:38.9%減)となりました。

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