TFXからのお知らせ

最終決済価格として全銀協ユーロ円TIBORの採用を決定(ユーロ円3ヵ月金利先物取引)

平成10年 4月27日

東京金融先物取引所は、98年6月限より全銀協ユーロ円TIBORをユーロ円3ヵ月金利先物取引の最終決済価格として採用することを、4月27日の理事会で決定致しました。なお、本件については大蔵大臣の認可後、施行となります。

本取引所のユーロ円金利先物の最終決済価格は、日本ではこれまで客観的な指標がなかったので、従来、取引最終日に複数の金融機関からレートをヒアリングし、算出する方式で、独自の最終決済価格を上場来使用してきました。

この度、3月より全国銀行協会連合会によるユーロ円TIBORの公表が開始され、本邦オフショア市場の実勢を反映したユーロ円リファレンスレートの公示性・指標性が確立されるようになりました。本取引所では、最終決済価格の透明性の一層の向上、ヘッジ取引などの利便性の向上のために、平成10年6月15日(98年6月限の取引最終日)より全銀協ユーロ円TIBORをユーロ円金利先物の最終決済価格として採用致します。

    ご参考 : なお、最終決済価格は、現行通り小数点以下第3位を四捨五入した第2位までの数値とします。


[夜間取引を延長する基準]
日本銀行の金融政策決定会合の結果など金融先物市場に影響を与える可能性のある発表が夜間取引開始時刻以降に予定されているとき。

[延長時間・対象商品]
上記の基準に該当した場合、同日の夜間取引時間を延長し、終了時刻を20時00分(通常18時00分)に変更する。
なお、開始時刻(15時40分)は変更しない。
延長時間中は全上場商品の付合せを行なう。

[会員への通知]
原則として当日の15時30分から15時40分までの間に会員の取引所端末へのメッセージの表示およびファクシミリにより通知する。
また、情報ベンダーに対しても同様の情報を連絡する。

[実施日】
平成10年10月20日(火)から実施する。

[備 考]
夜間取引を延長した場合においても、配信帳票の送信時刻(18時10分頃)等は変更しない。

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