TFXからのお知らせ

1997年年間実績報告

平成10年 1月 8日

東京金融先物取引所における1997年の年間取引実績をご連絡申し上げます。

1997年の年間取引高は、全商品合計26,123,233枚(一日平均106,625枚)となり、前年に比べ12.8%減少しましたが、10月以降年末にかけて増加してきています。

商品別では、「日本円短期金利先物」の取引高は、11月中旬より、日本の金融システム不安やジャパンプレミアムの再燃などで相場が波乱含みになったことから急増したものの、年初(1・2月)に相場が高値圏で膠着し、取引が低迷したことが響き、25,523,583枚と前年比13.0%の減少となりました。建玉数量は、9月12日に過去最高である2,151,106枚を記録するなど、97年後半にかけて高水準で推移しました。

「米ドル・日本円通貨先物」は、年間を通じてドル・円相場が大幅に変動したことを反映して取引高が増加し、前年比44.3%増の63,755枚と、2年連続で取引高を伸ばしました。

「日本円短期金利先物オプション」の取引高は、535,895枚(前年比:5.6%減)となりましたが、建玉数量は比較的順調に推移し、11月に上場来初めて20万枚を超えるなど、オプションを収益機会として利用する動きが着実に広がっていることを示しました。

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